国際シンポジウム「ネットワーク文化社会における図書館」
ISDL'99
参加のご案内
日時:1999年9月28・29日
1999年9月28日〜30日
ディジタル図書館国際シンポジウム1999
International Symposium on Digital Libraries 1999
場所:図書館情報大学
主催:図書館情報大学
参加無料
の開催を計画しています。このシンポジウムは現在激しい勢いで進化しつつあるネットワーク環境 において図書館や図書館を取り巻く情報技術と環境,それによって支えられる社会と文化について 広い視野からの議論の場を提供することを目的としています。本学では1995年,1997年にディ ジタル図書館に関する国際シンポジウムISDL'95とISDL'97を開催してまいりました。開学20 周年を迎える1999年には,この国際シンポジウム「ネットワーク文化社会における図書館」の第 1部としてISDL'99を開催する運びとなりました。なお,第2部(9月30日)では, 国際シンポジウム「日本およびアジアからの視点」を 予定しております。
趣旨
ディジタル情報技術の進化と世界をカバーするインターネットの発展により,情報の創造・発信か ら情報へのアクセス・利用までのすべてを含む情報環境が一般市民にも安価に利用できるようにな ってきました。こうした情報環境の変化は市民の情報に対する要求と行動様式に変化をもたらし, ネットワークを利用して新しい知識と情報に触れ,さらに新しい知識と情報を創造することが行わ れるようになってきました。その結果,現在はこうした知識と情報のアクセスと創造のための環境 を将来に向けた社会的基盤として実現することの重要性が増大しています。こうした社会的基盤, いわば知識情報基盤を実現するには高速のネットワークを中心とするハードウェア基盤の整備はも ちろんのこと,多様でかつ大量のコンテンツを適切に組織化・蓄積し,利用者が容易に必要な知識 情報資源を見つけ出すことのできる環境を構築すること,さらに市民の文化的,社会的営みの観点 から将来の知識情報基盤が果たす役割とそれを支えるための社会システムのあり方を理解すること が要求されます。こうした社会的要求の下,来るべきネットワーク文化時代における市民と社会の ために,新しい知識と情報を創造する場として大きな役割を果たすことが図書館に期待されていま す。
本国際シンポジウムでは,招待論文と一般公募論文の講演・発表を中心として,将来の知識情報 基盤の中での図書館が持つべき機能,特にディジタル図書館(電子図書館)の機能を実現するために 必要とされる情報技術とその環境的諸要素に関する議論,さらに社会的,文化的,科学技術的視点 からの学際的かつ総合的な議論を行いたいと考えています。
シンポジウムの言語は英語で行ないます。(第2部は日本語で行ないます。)
筑波研究学園都市は東京の北東約60kmのところにあります。 図書館情報大学へは 東京駅八重州南口から高速バス「つくばセンター行き」で 終点「つくばセンター」下車、徒歩7分です。あるいは、JR常磐線土浦駅、 荒川沖駅から関東鉄道バス、「吾妻小学校」下車、徒歩すぐです。 高速バス等に関しては英語版のページをご 参照ください。 (つくばセンター、ULIS周辺図)
シンポジウムの参加費は無料です。当日参加も可能ですが、できるだけ事前の 登録をお願い致します。参加の申込は 参加申込みのページ 、もしくはemail, faxまたは郵送用の申込書式 をご利用ください。第1部、第2部ともに申し込み頂けます。
シンポジウム参加者の皆様のために筑波第一ホテルに一定数の部屋を準備しており ます(1999年9月27日−10月1日)。ホテルの予約をご希望の方はホテル 予約申込書に必要事項をご記入の上、8月15日までに、ファックス又はe-mail でお送り下さい。
筑波第一ホテル
論文の投稿は終了いたしました。
Advance Programはもう少しお待ちください。
招待論文および一般採録論文の著者はAuthor Instructionをご覧下さい。
シンポジウム委員会:委員長 田畑孝一(図書館情報大学)
プログラム委員会:委員長 杉本重雄(図書館情報大学)