ISDL'95 Call for Participation
ISDL'95: International Symposium on Digital Libraries 1995
ディジタル図書館国際シンポジウム 1995
主催: 図書館情報大学
茨城県つくば市
期間: 1995年8月22日〜25日(*)
場所: 図書館情報大学
シンポジウム委員長: 田畑孝一(図書館情報大学)
企画委員長: 山本毅雄(図書館情報大学)
プログラム委員長: 杉本重雄(図書館情報大学)
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アメリカ合衆国における国家情報基盤(NII)整備計画に代表される広域・国際
ネットワークを利用した情報基盤の整備の重要性が広く認められています。我が国
においても情報基盤整備の重要性は広く認識されており,また国際的な広がりを持
つ情報基盤(GII)の重要性も広く認められています。こうした情報基盤を成功させる
には,ハードウェア面での整備はもとより,情報基盤をいかに利用するか,情報を
いかに流通させるかが重要な課題です。こうした情報基盤の応用分野としてディジ
タル図書館(Digital Library)が重要視されており,世界各国で大きなプロジェクト
が進められています。
図書館情報大学では文部省からの助成により,ディジタル図書館に関する国際シ
ンポジウムを開催いたします。ディジタル図書館を実現するには下記のように多様
な対象領域の研究を進める必要があります。
- 高速・広域ネットワークを利用したディジタル図書館ネットワーク
- 多様かつ大容量マルチメディアデータの蓄積,通信,提供の方式
- 人文・社会・自然の諸分野における図書資料の電子化とデータベース化の方式
- 多種多様なマルチメディア資料の作成・蓄積と検索・利用の方式
- 多様な情報の可視化(visualization)と利用者インタフェースの方式
- 図書・資料ならびに情報のコレクションとしてのディジタル図書館が持つべき機能
- 知的活動の支援環境としてのディジタル図書館が持つべき機能
- 社会的存在としてのディジタル図書館が果たすべき役割と制約
上のような研究領域に加えて,ディジタル図書館には,多様な文化,多様な言語,
多様な分野,多様な利用環境など多方面からのアプローチが必要であります。その
ため,本シンポジウムでは,欧米とアジアからの研究者を招くとともに,広く論文
を募集してディジタル図書館を構成するための種々の技術的課題やディジタル図書
館への取り組み等に関する議論を進めたいと考えています。
(* 8月22日には第4回ディジタル図書館ワークショップを予定しております。)
Gopherでも情報の提供を行っております。
お問い合わせは下記へどうぞ。
email: ISDL95-info@DL.ulis.ac.jp
(本文に左詰めでJapaneseとお書きください。)
郵便: 〒305 茨城県つくば市春日1−2
図書館情報大学
ISDL'95 事務局
Fax: 0298-52-4326 (もしくは0298-52-0384)
図書館情報大学
ISDL'95 事務局
シンポジウム参加登録申込書
宿泊予約申込書
最終更新: 1995年8月17日
Compiled by Takehisa Fujita (take@ulis.ac.jp)